いや最初のはじまりは主人公の誤解だとしてもですよ。
その後の展開も「コレねらってるだろ〜!!」と突っ込まずにいられない台詞や行動の数々・・・
児童文学でいいのでしょうか、これ。
なんつーか普通にそういう関係になっても不自然じゃない雰囲気が漂ってる気がします。
そんなところがちと気にはなった私は、きっと腐ってるのでしょう。
でもでも、正直に言いましょう。私はかなりあさのあつこさんを好きになりました。
やっぱり売れてる作家さんはそれなりの理由があるんですね。
とにかくすごく読みやすくて、素直に面白かった。
会話のテンポがよかったし、登場人物の感情表現なんかは、少年を描いてもやっぱり女性ならではなのかな?という気もしました。
印象的な言葉や台詞がけっこうありましたよ。
というかやっぱり「児童文学」なんだなあという印象です。
みんないろんなことに悩んで、うまくいかなくって、心配して、後ろ向きになったりして、でもそれでも前に進もうとがんばったりして。
キラキラした、羨ましいくらいの青春が詰まってました。
私は学校という場所にも、当時の家庭環境にもあまりよい思い出はないので、この本を読んで、たくさんのあたたかい仲間に囲まれた彼らが素直に羨ましいなあと思いました。
そして、誰かを本気で笑わせようとするその姿勢も素敵だなあと、最近大声で笑ってないおばちゃんは感じたのでした。
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